ここ最近、雑誌などで自体重トレーニングが紹介されたり、公園でトレーニングをおこなうストリートワーウアウトなどのカルチャーが海外から入ってきていて、懸垂をやりたくなっている人も増えています。
今回は、懸垂するためのアイテムをご紹介します。
チンニングスタンド
これは必要です。
もし、家や近所にぶら下がれる鉄棒などがあれば、それを使っても良いです。
最近、日本国内では高い鉄棒が公園から撤去されてきているので、近所に高い鉄棒がある人はラッキーです。
さて、話を戻しますが、懸垂スタンドは安いものであれば1万円以下からあります。
私が初めて買ったチンニングスタンドは1万円以下のものでしたが、身長182cm体重75kgだった私は半年もしないうちにチンニングスタンの柱が曲がって垂れてきてしまいました。
なので、心配な人は少し奮発して2〜3万円以上の頑丈なものを選んだ方が良いかもしれません。
DIYしてみよう
ホームセンターに売っているもので自作することもできます。
詳細は、別の記事で書きますのでお楽しみに。
レジスタンスバンド
懸垂をサポートしてくれるゴム製バンドです。
これは必要です。
なぜ必要なのかと言うと、懸垂が全身運動になるためにはフォーム作りに欠かせないからです。
詳しくは別記事の「【初心者向け】家でできる懸垂【自体重トレーニング】」も読んで欲しいのですが、そのフォームを作るためにもレジスタンスバンドが必要なのです。
レジスタンスバンドは、一周の長さが同じ(208cm位)で幅によって使い分けます。
幅が太いものは懸垂をサポートする力も強いですし、逆に幅が細いものはあまりサポートしてくれません。
あまり高いものではありませんので、いくつか種類を持っておくと良いでしょう。
グローブ
初心者や手を使う肉体労働に慣れていない人は、懸垂をやっていると手のひらにマメができやすいです。
そんなときにグローブを着けていると、マメになりにくいですし、マメができても痛みを軽減してくれます。何より手のひらの滑り止めになるのでフォームが崩れにくくなります。
しかし、グローブなら何でも良いという訳ではありません。
逆に手のひらの感覚を損ねるようなものも多くあります。
私はこれまで多くのグローブを試してきたなかで、一番オススメできるものはゴールドジムから販売されているプロトレーニンググローブというものです。
このグローブは、「エルゴグリップ」という人間工学に基づいた握りやすさを追求したものです。
ちょっとお値段高めですが、このグローブが自体重トレーニングには最適でした。
私は小さめのサイズを選んでグローブと手のひらの間に隙間ができないようにしています。ここ3〜4年ずっとこれを愛用しています。
旅行に行くときも、このグローブだけは忘れないようにしているくらいです。
もう一つ、自体重トレーニングをしている人がよく使っているグローブをご紹介します。
コンビニや作業服屋においてあるゴム手袋で数百円で買えます。
引っ越し屋さんが使う厚手のものや、精密機械を取り扱う用の薄手のものがあります。
私は、薄手のものを小さめのサイズで使ったりしています。
まとめ
以上の3アイテムがあれば、懸垂がより楽しく身近になります。
痛みに耐えて苦しい思いをするのがトレーニングというわけではありません。
楽しく気持ちよくトレーニングができる環境を作ること自体もトレーニングの側面です。
ぜひ、自分に合った楽しいトレーニングライフを送ってくださいね。